このブログでは,デジタル回路で使われる論理回路の種類(*TTL,*LVTTL,*CMOS)の電圧レベルの違いから,それを判断する上で重要なVOH/VOL/VIH/VILの意味について解説します.
さらに様々な変換の方法の中から,どのような電圧レベル・トランスレータを選べばよいかを解説します.
特に特別な扱いが必要となる,双方向オープンドレイン信号の変換について詳しく見てみます
CANバス/プロトコルの概要から特長について説明します。
NXPは古くからCANに携わっており、マイコン、プロセッサ、トランシーバと様々なCAN製品を提供しています。
リアルタイムクロック(RTC)には数多くのチップがあるどころか,マイコンやプロセッサにもその機能が内蔵されています.この記事では,「そもそもRTCとは何なのか?」から,「内蔵RTCを使わずに外付けRTCチップを使うメリットは何なのか?」さらに「それらをどのように選択すれば良いのか?」を解説します.
I3C温度センサ:P3T1755をMCXマイコンで動作させるサンプルコードが,NXPアプリケーション・コード・ハブで公開されています.この記事では,このサンプルコードを動作させるための手順を紹介.必要となる機材はMCXマイコンの評価基板:FRDM-MCXN947,またはFRDM-MCXA153.これらの評価基板上にはP3T1755を搭載しているので,そのままの状態でI3Cの動作を試せます.同サンプルコードではP3T1755の単体評価基板:P3T1755DP-ARDを接続しての動作評価も可能.複数のP3T1755を接続しての動的アドレス割り当てやIBI(In-band interrupt:インバンド割込)機能も試せます.
チップ間シリアル・インターフェースとして使われるI²C.もう当たり前すぎて,いまさら問題が発生することもないぐらい,多くのシステムで使われています.
しかしちょっとしたことでハマる時にはハマってしまう.
ここではやってしまいがちなI²Cでのトラブルや,簡単なデバッグ方法を紹介します.
マイコン/プロセッサと周辺デバイス間の通信に使われるSPIバス.
あまりに当たり前に使われるこのシリアルバスですが,あえていま,その成り立ちについてまとめてみます.
マイコン/プロセッサと周辺デバイス間の通信に使われるI²Cバス.
最近耳にするようになった『I3Cバス』.これはI²CやSPIの後継となるべく,MIPIによって規定された新世代のシリアルバス仕様です.I3CはI²Cと同じ2線式のバスですが,I²Cに比べ通信速度が速く,低消費電力.さらにこれまでは追加で必要となった割り込み信号もこの2本線で扱えるよう少線化にも役立つような仕様となっています.またI²Cと下位互換性を持ち,同一バス上にこれまでのI²CターゲットとI3Cターゲットを混在させて使うこともできます.NXPではI3C対応のマイコン/プロセッサやセンサ,ターゲットとなるセンサ・デバイスや,ハブ/マルチプレクサ/信号レベル変換器などの様々な製品がラインナップされています.
双方向電圧レベル・シフタ評価ボード:『NTS0304EUK-ARDの動かし方』の動画を公開https://youtu.be/gQcEmset_QE