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GUI GuiderでZephyrとMCUXpresso for VS Codeを使用する例

NXPのユーザー・フレンドリーなグラフィカル・ユーザー・インターフェース開発ツールGUI Guiderなら、オープンソースのLVGLグラフィックス・ライブラリにより高品質のディスプレイを迅速に開発することが可能です。

GUI GuiderではZephyrを使用してプロジェクトをエクスポートすることもできます。GUI Guiderにインストールされているドキュメント GUIGuider_User_ManualにはZephyrを使用する作業のセクションがあり、コマンドラインインターフェース(CLI)を使用する手順が記載されています。この記事では、NXPによるVS CodeのMCUXpresso拡張機能を使用して、生成したプロジェクトをインポートし、ビルドし、ボードへダウンロードする例を示します。

要件

この記事にある手順は次の要件に基づいています。

  • ソフトウェア:
    • GUI Guider v1.10.0-GA
    • Zephyr v4.0.0 - GUI Guiderのリリースノートには、「Zephyr v4.0 support for LVGL v8.3.10」のサポートに基づいていると記載されています。
    • Zephyr SDK v0.17.0 - Zephyr v4.0.0でテストされているZephyr SDKバージョン
    • VS Code v25.9.49のMCUXpresso拡張機能

  • ハードウェア:

Zephyrの前提条件

このGUI Guiderリリースの要件は、Zephyrの古いバージョンv4.0.0です。ZephyrリポジトリがすでにVS Codeにインポートされている場合、必要とされるバージョンをMCUXpresso拡張機能でチェックアウトします。

MCUXpresso拡張機能をクリックし、更新するZephyrリポジトリを右クリックして「Update Repository or Index(リポジトリまたはインデックスを更新)」をクリックします。

dereksnell_0-1759449129139.png

ポップアップが右下隅に表示されます。「カスタム」ボタンをクリックしてリリースタグを選択してください。

dereksnell_1-1759449296826.png

プルダウンが中央上に表示されます。v4.0.0リリースタグを選択します。拡張機能で、このバージョンをチェックアウトし、「west update」を実行し、すべてのモジュールリポジトリを同期するまでは、時間がかかります。

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Zephyrリポジトリを初めてインポートする場合は、v4.0.0バージョンが選択できます。拡張機能のQuickstart Panelを使用して「Import Repository(リポジトリをインポート)」します。MCUXpresso拡張機能の使用方法とZephyrのインポートに関する詳細なヘルプについては、NXP Zephyr Knowledge Hubを参照してください。

  • リポジトリ: Zephyr
  • リビジョン: v4.0.0を選択
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GUI Guiderプロジェクトを作成/エクスポートする

GUI Guiderを開いて新しいプロジェクトを始めてください。

  • LVGL8.3.10を選択してください。GUI Guiderのリリースノートには、これがZephyr v4.0.0でサポートされるLVGLのバージョンであると書かれているからです。
  • ボードMIMXRT595-EVKを選択してください
  • SmartWatchアプリケーションを選択します。
  • プロジェクトを作成します。
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プロジェクトのCコードを生成します。

dereksnell_5-1759450418272.png

Zephyrのコードをエクスポートします。

dereksnell_6-1759450541227.png

プロジェクトをZephyrリポジトリにエクスポートすることは、そのプロジェクトをVS Codeにインポートする最も簡単な方法です。

  • この例では、ZephyrワークスペースがC:\z\zephyrprojectに設定されています。
  • エクスポートするプロジェクトフォルダの名前はgui_guider_demoで、サンプルフォルダに配置します。
  • すなわち、エクスポートしたプロジェクトのフルパスはC:\z\zephyrproject\zephyr\samples\gui_guider_demoです。

GUI GuiderプロジェクトをVS Codeにインポートする

VS CodeのMCUXpresso拡張機能に戻って、リポジトリを更新し、新しく生成されたサンプルプロジェクトがあるのを確認します。

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Quickstart Panelで「Import Example from Repository(リポジトリからサンプルをインポート)」して、次の設定を選択します。

  • リポジトリ: 自分のZephyr v4.0.0ワークスペース
  • ボード: mimxrt595_evk//cm33
  • テンプレート: 「gui」を検索し、エクスポートしたgui_guider_demoを選択
  • アプリの種類: リポジトリアプリケーション
  • Zephyr SDK: これはZephyrの古いリリースであるため、Zephyr SDKの古いバージョンv0.17.0を使用しないと、アプリはビルドされない
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インポートしたら、ディスプレイシールドもプロジェクトに追加する必要があります。これはCmake変数を追加することによって行います。詳細については、MCUXpresso Cmake wikiを参照してください。gui_guider_demoプロジェクトで、デバッグビルド設定の「Edit(編集)」ボタンをクリックします。

dereksnell_6-1759496975588.png

次の行を使用してシールド名をCMake Extra引数に追加し、「Save(保存)」ボタンをクリックします。

SHIELD="g1120b0mipi" 
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GUIガイダーパッチを適用する

GUI Guiderでエクスポートしたプロジェクトには、gitパッチが含まれています。GUIGuider_User_Manualには、これらのパッチをZephyrリポジトリとLVGLリポジトリに適用する手順を掲載しています。これらのパッチを適用するにはCLIを使用しますが、この記事ではMCUXpresso拡張機能のCLI機能を使用します。

gui_guider_demoプロジェクトを右クリックし、「Open in Integrated Terminal(統合ターミナルで開く)」を選択します。これでプロジェクトフォルダのCLIターミナルが開き、Python仮想環境がアクティブになります。

dereksnell_2-1759494237873.png

次のCLIコマンドを入力してパッチを適用します。

cd ../..
git apply samples\gui_guider_demo\patches\0001-zephyr-Add-build-support-for-new-lvgl-widgets-develo.patch
cd ..\modules\lib\gui\lvgl
git apply ..\..\..\..\zephyr\samples\gui_guider_demo\patches\0001-lvgl-Add-new-widgets-developed-by-NXP.patch
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Kconfig設定を更新する

エクスポートしたプロジェクトのKconfig設定の一部は、このボードとアプリケーションでは機能しません。サイズを大きくする必要があります。ここで採用するサイズは、Zephyrリポジトリのファイル/modules/lvgl/demos/prj.confにあるLVGL demoによるものです。Kconfigの概要については、NXPのZephyr Lab MCXN947 Kconfigを参照してください。

エクスポートしたgui_guider_demoプロジェクトで、プロジェクトファイルprj.confを開きます。

dereksnell_4-1759495116587.png

Kconfig設定の冒頭にある2つを次のサイズに更新します。

CONFIG_LV_Z_MEM_POOL_SIZE=49152
CONFIG_MAIN_STACK_SIZE=4096

プロジェクトをビルドしてフラッシュする

プロジェクトをビルドする準備が整いました。プロジェクトを右クリックしてPristine Buildを実行します。

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ビルドが完了したら、デバッグアイコンをクリックしてイメージをフラッシュするようにプログラムします。アプリは非常に大きなイメージで、プログラムには少し時間がかかります。

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これで、GUI Guiderによって生成されたLVGLアプリケーションがターゲットボード上で実行されます。

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Last update:
‎11-20-2025 07:33 AM
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